とにかく大きな鳥居が出迎えてくれた。すぐ横に常願寺川がごうごうと勢いよく流れている。冷たくて急な流れの川、落ちたら助からないだろうな・・などと思いつつ参道をあるく。
境内は私ひとり。さくさくと砂利を踏みながら行くと樹齢が想像つかないほどの立派な大木が並んでいる。それほど大きい神社ではないが越中一ノ宮なのだ。ほかにも御神体が二箇所あり、全部合わせて雄山神社なのだから、いろんな意味ですごい神社だよね。

参拝を済ませて横を見ると、厄除けの絵馬がある。「厄」という字が抜ける仕組みになっていて、厄の字はお焚き上げ用の回収箱へ。絵馬は絵馬所にぶら下げてくる。わたしも折角だから・・と思ったけど絵馬代金の500円玉が無く断念。まぁいいか。

プラプラと帰り道を歩いてると、ふと御神木に触れたくなった。太い幹に手のひらを当ててみる。・・・特に何もないけど、私の力にビクともしない強さに安心感を覚えた。自然ってすごい。
荘厳
凛とした
いのちの源
そんな言葉が頭をかすめた
いつかまた
行き詰まったときに
きっと来よう