備忘録にっき。

わすれぬうち のこしておこう びぼうろく

一年前の遭難事故

遭難騒ぎを起こして、はや一年が過ぎた。
去年のGWは病院からの~自宅療養だったのだけど、思い出される事故がある。新潟の1000m級の比較的低山で起きた、父子遭難事故だ。


自分の身の上に起きた事故と重なり、個人的にかなり心配していた。はやく発見されないかと毎日ニュースを探したり、ネット検索をしていた。父子は、不幸にも帰らぬ人となってしまったのだが。

 

長い冬が過ぎ、待ちわびた山シーズン到来に心は踊る。しかし春先の山を侮ってはいけない。1000m級の山には残雪があるのだ。
雪があったとしても、普通の登山靴なら比較的簡単に登れる。しかし問題は下りだ。踏み外して転倒すると、ウエアがまるでソリのようになり、一気に滑り落ちる。こうなるとコントロール不能となり、自分で自分を止めることができない。
私も20mほど滑り落ちた。


自分がまさか、どうしよう、そしてパニックになる。体勢を立て直そうとして、また滑り落ちる。何度も繰り返すと、戻る気力がなくなっていき、下に降りたら何とかなるんじゃないか?と変なスイッチが入る。そう、正に過信というやつだ。

 

去年は運悪く豪雪の年だったな。今年はそれほど雪はないかもしれない。しかし、天気予報ではこの週末、山で雪が降るという。山に向かう人は、諦める勇気を持ってほしいと祈るばかりだ。

 

一年が過ぎて、ようやく当時の状況を書けるようになった。時間は不思議に傷を癒してくれる。いろいろあったけど、山を止めるつもりはない。慎重に、事故のないように、続けたいと思う。
さあ、今年は病気と闘う試練が待っている。それを乗り越えて、また楽しく山に向かいたいものだ。

山は、きっと、待っててくれる。



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